【冬に蜂みたいな虫が出た!アブ?】冬の蜂は何してる?スズメバチはどこで冬眠してる?【スズメバチ・アシナガバチ】
冬はあまり蜂を見ないけど、冬も蜂は飛んでるの?
一般的に蜂は夏の暑いシーズンで見かけることが多いと思います。
- 冬なのに蜂みたいな虫が入ってきた!この虫は何!?怖い!
- スズメバチ・アシナガバチは冬はどこにいるの?
- ハチは冬の寒い時期は何をしてるの?
- 蜂は冬眠するの?
- ハチの寿命はどれくらい?
スズメバチ・アシナガバチは刺されたら危険な蜂だけに気になる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは冬の蜂の活動について解説していきます。
冬眠をする蜂の種類とは?
日本で見かけるハチの種類は主に3種類あります。
刺されると危険な順からスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチになります。
冬眠をするのはスズメバチ・アシナガバチの新女王のみでミツバチは冬眠しません。
スズメバチ・アシナガバチの働きバチは1~3か月で寿命を迎え、最後には寒さで死んでしまいます。
ただ、暖冬の年は、長い間生きていることもあります。
冬眠をしないミツバチは巣の中で、女王蜂を守るようにして寒さを凌ぎながら冬を越します。
それでも周りにいる働きバチたちは寒さで凍えて死んでいきます。
スズメバチ・アシナガバチの女王はどこで冬眠する?
もともと過ごしていた巣を離れ、暖かい場所で1匹で冬眠します。
木の中や土の中、住宅の屋根裏、物置の中、家の軒下などです。
春先に目覚め、新しい巣を作る場所を1匹で探します。
冬なのに蜂みたいな虫が入ってきたけど何の虫?
冬は蜂は活動していないと言いましたが、部屋の中に蜂みたいな虫が入ってきた!!
刺されたら・・・と思うと怖いですよね。
蜂とよく間違われるのがアブです。
アブは種類がたくさんあり、大きくて黄色と黒のボーダー柄のアブもいます。
蜂と勘違いされる方もいらっしゃると思います。
スズメバチにソックリな「アカウシアブ」という最大のアブがいます。
見た目も飛んでいる姿もソックリで見分けがつきません。
すぐにわかる見分け方は「羽」です。
アブは体に対し平行に平べったい羽をしています。
飛んでいる時はなかなか見分けがつかないですよね。
アブは蚊と同じように産卵目的のために血を吸います。
吸うというより、人間の皮膚を切り裂いて血を舐めるためキリキリとしてかなり痛いです。
蜂にそっくりな「アカウシアブ」
アカウシアブに似ている「キイロスズメバチ」
部屋にアブが入ってきたらどうしたらいい??
一般的に虫は光の方に向かっていく習性があります。
部屋の電気を消し、窓を開けて出ていくのを待つのがいいでしょう。
その時に身を低くして他の虫が入ってこないように気をつけてください。
懐中電灯などがあれば、窓の方を照らして外に誘導し追い出すこともできますよ。
アブに刺されたらどうしたらいい?
アブに刺されると赤みや腫れ、かゆみが出ることが多いです。
まずは患部を水洗いし、虫刺され用の薬かステロイド配合の塗り薬を塗りましょう。
蚊と違って2~3週間症状が続きます。保冷剤で冷やすことも効果的です。
薬は市販でも売っていますが、症状が気になる場合は皮膚科を受診しましょう。
ハチ・アブ共に夏の時期が最も危険
女王蜂が冬眠から目覚め、巣を作り働きバチが増えてくる暑い時期が最も危険です。
繁殖行動がさかんで働きバチ達も殺気立っています。
近づくだけで攻撃してくるので、巣を見つけてもむやみに近づかないようにしましょう。
アブも、海や川・キャンプ場など夏のシーズンに多く見られ人間の二酸化炭素や汗のニオイに寄ってきます。
夏の楽しいイベントには虫よけを使うなど対策をしましょう。