屋根裏のハチの巣駆除は自分でやるのは厳禁!危険な理由と対処法を解説!
屋根裏にハチの巣ができているのに気づき、早く駆除したいと思っていませんか?
自分で何とかしてハチの巣駆除をしたいと考えるのはもっともなことですが、特に屋根裏にできたハチの巣の場合には危険なのでやめた方が良いでしょう。
屋根裏のハチの巣駆除はプロでも危険なので慎重におこなっています。
ここでは屋根裏にできたハチの巣駆除の危険が大きい理由と対処法を解説します。
屋根裏のハチの巣駆除が危険な理由
屋根裏のハチの巣駆除を慣れていない人がやるのが危険なのは刺されるリスクが高いことに加え、完璧な駆除ができない可能性が高いからです。
まずは屋根裏にできたハチの巣を駆除するのが危険な理由を簡単に解説します。
高い場所で狭い空間だから
屋根裏は高い場所にあって狭い空間です。
屋根裏にハチがいるということがわかったとしても、どこにあるかを特定するのは容易ではありません。
屋根裏に入っていって探そうとするとハチに刺されるリスクがあります。
駆除作業をするときにはしごや脚立を使う必要があるので、ハチが襲ってきたときにびっくりして転落する可能性もあります。
慣れていないとハチの巣駆除をするのが難しい場所です。
スズメバチの巣が多いから
屋根裏にできたハチの巣は、スズメバチのものが多いのも危険な理由です。
スズメバチは非常に毒性が高く、初めて刺されたときでも入院しなければならない場合もあります。
二度目に刺されたときにはアナフィラキシーショックを起こして即死してしまうこともあるのでとても危険です。
屋根裏にはキイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、モンスズメバチなどが巣をつくっていることがあります。
ミツバチなどの毒性が低いハチのこともありますが、屋根裏はスズメバチ類が好む場所なので危険が大きいのは事実です。
屋根裏に入るのが難しい場合があるから
屋根裏はただ狭いだけでなく、人が出入りできるようなところがない場合もあります。
点検口が取り付けられている場合もありますが、特に必要がない建物のときには点検口すらないこともあります。
この場合には屋根裏に入るために工事をしなければならず、振動や音などによってハチを刺激してしまうので危険です。
屋根裏に入れるところがない場合にはハチの巣駆除のベテランでないとリスクが高いと言わざるを得ません。
屋根裏でハチの巣が見つかったときの対処法
屋根裏にハチの巣があるとわかったときにはすぐに対処するのが大切です。
ただ、慌てずに冷静な対処をするのが安全につながります。
屋根裏のハチの巣の対処法として適切な方法を解説するのですぐに始めましょう。
ハチを刺激しない
まずはハチを刺激しないことを最優先しましょう。
屋根裏でハチが飛んでいる音を聞くと不安になるかもしれませんが、部屋に入ってこなければ刺されることはありません。
屋根裏にハチの巣がありそうだと気づくと、屋根裏に入って確認したいと思うでしょう。
しかし、狭い屋根裏に入ってハチに襲われたら逃げられません。
ハチは外敵が近づいてきたと判断して刺すことも多いので、屋根裏には入らないようにしましょう。
ハチがいると気づいてむやみに殺虫剤を噴霧する人もいますが、外敵がやってきたと認識されて襲撃を受ける可能性があるので安易に殺虫剤を使うのも危険です。
刺激しないことを徹底するのがまず大切です。
屋根裏と部屋の間を塞ぐ
もし屋根裏と部屋の間に通気口などがある場合にはすべて塞ぎます。
屋根裏にハチがいるのに気づいたのが、天井の隙間から出入りしているハチの姿を見たからだという場合もあるでしょう。
天井に隙間があるならテープで塞げばもうハチが出てくることがありません。
まずはハチが出てこないようにして部屋の中を安全にしましょう。
狭い隙間には殺虫剤や忌避剤を使って塞ぎ、出てこられないようにするのも効果的です。
すぐに駆除に来る専門業者に依頼する
屋根裏のハチの巣駆除は危険なので専門業者に任せましょう。
ハチの巣駆除に慣れている専門業者なら、屋根裏のハチの巣でも安全な方法で駆除してくれます。
すぐに来て駆除してくれないと、実は塞げていない隙間があるのではないかと不安になってしまうこともあるでしょう。
すぐに駆除に駆けつけてくれる業者に依頼すると安心です。
自分で駆除しようとして危険な目に合わなくても、その日のうちに駆除できるのですぐに専門業者に連絡しましょう。
まとめ
屋根裏にハチの巣ができてしまったときには、自分で駆除しようとせずにまずは身を守ることを第一に考えましょう。
屋根裏からハチが出てこないようにすれば刺されることはありません。
応急処置をしたら専門業者にすぐに来てもらって、ハチの巣駆除をしてもらうというのが適切な対処法です。
屋根裏にはスズメバチが巣を作ることが多いので、屋根裏の様子を確認することだけでもリスクがあります。
屋根裏に巣がありそうだと思った時点でむやみに手を付けずに、専門業者に相談するのが安全です。