8月下旬～９月頭は新しい女王蜂が誕生し、スズメバチが狂暴化します！！

蜂の巣の周りに飛んでいる働きバチ達が狂暴化しています！

穴の中や通気口に出入りしているのを見つけても絶対に覗かないようにしてください！

今年の夏も「ハチの緊急駆け付け隊」に依頼があっただけでもたくさんの方が刺されて病院に運ばれたということを聞きました。

緊急性が高く救急車を呼ぶ方が多数です。

全国的にみると、アナフィラキシーショックにより死亡者も出ています。

この時期、巣の中では新女王が誕生し女王蜂を守る為に働きバチ達の警戒心が増しています。

近づく者全てを集団で襲うこともあり逃げてもずっと追いかけてきますよ。

今年の春・夏はとても暖かくエサとなる昆虫がたくさんいたため蜂の数が増え巣が大きくなるスピードが早いです。

女王蜂はどうやって決まる！？

先代の女王蜂が巣の中にある部屋に卵を産み付けていくのですが、「王台」と呼ばれる特別な部屋に産まれた蜂が次世代の女王蜂となります。

産まれた後の待遇も他の働きバチとは全然違います。

特別なエサと栄養を与えられ、冬を越せるよう蓄えます。

上の写真を見るとわかると思いますが、サイズが一回り大きいので他と比べればすぐにわかります。

他の働きバチ達は死んでしまいますが、女王蜂は一匹で冬を越し、春にまた一匹で巣作りを始めるのです。

春先に女王蜂が巣を作る場所を偵察にきているところを私も見たことがあります。

キイロスズメバチとオオスズメバチに特に注意！！

どの蜂も危険なことに変わりはないのですが、とくに危険な蜂を紹介します。

スズメバチ界の中で２トップに危険と言われるキイロスズメバチとオオスズメバチです。

キイロスズメバチ

オオスズメバチ

この２種類のハチは現場に慣れているスタッフでも緊張感を持って駆除しています。

飛んでいるハチがスズメバチだった場合、気を付けてください。